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  • Ryouhei Wakita

ライブレポート : Placental Paralysis, Dooms Of Ghetto, Mirrors (2017/07/16 - Shinjuku,Tokyo)


残念ながらロシアンスラム、Depths Of Blackの来日はキャンセルとなってしまったが、国内ブルータルデスメタル勢による3マンライブという形で行われてた本公演。仙台からPlacental Paralysis、新潟からDooms Of Ghetto、東京からはMirrorsが出演。会場には彼らの熱演を観ようと多くの人が駆けつけてくれた。

この日のトップバッターは東京のMirrors。これまでにブルータルデスメタル系のイベントだけでなく、デスコア、メタルコア、ビートダウン系のイベントに数多く出演してきた。

現行ダウンテンポデスコアやビートダウンまで様々なタイプのヘヴィ・ミュージックからの影響を感じさせながら、Waking the CadaverとOceanoをミックスさせたかのような凶悪なサウンドスケープで、終始アグレッシヴなステージを展開。ボーカルToshikiの凄まじいガテラルが印象的だが、ベーシストMarioのコーラスワークがさらに会場を熱くしていたように思えた。これまでに公開してきたいくつかのキラーチューンを含むセットリストは聴きごたえ抜群。

2番手は仙台からやってきたPlacental Paralysis。今回が初遠征ということもあり、彼らを観にきた熱心なブルデスリスナーも多かった。これまでにいくつかのライブビデオがYouTubeにアップされており、スタジオテイクも公開されている。細かく蠢めくチェンソーリフが印象的で、そこに食らいつくシンバルワークも面白い。オールドスクールデスメタルではあるものの、スラムパートもしっかりと盛り込まれているのが良かった。ボーカルOkabe氏のボーカルスタイルも良かった。ハイ/ローピッチをうまく使い分けながら、ゴアグラインドバイブス溢れるガテラルは、IngestedやCrepitation、Kraaniumが好きなら気に入るはずだ。同郷のInfested Malignancyのボーカリストをフィーチャーしたステージも最高だった。

トリを務めたのは、新潟から来たDooms Of Ghetto。彼らを楽しみにきていたヴァイオレントなモッシャー達の準備運動をみながら、皆の期待の高さを感じた。スラミングビートダウンスタイルがフロアを直撃、ガンガン攻め立てるビートダウンの嵐と、狂気的なベーシストのステージング、メンバーのヴィジュアルも最高で、会場全体を殺気立たせてくれた。

現行ヨーロッパのスラムシーンに影響を受けたバンドが自然と集まり、グルーヴが生まれていたように思う。もちろん、それら以外からの影響も感じたし、仙台や新潟のシーンの状況もますます気になった。

彼らを筆頭に、各地に素晴らしいアンダーグラウンドなブルータルデスメタル/デスコア/ビートダウンバンド達がいて、勢力的に活動を展開している。是非、ライブに足を運び、まーちゃんダイスを買ってサポートしてほしい。それができない人も、彼らの音楽を聴いて、ガンガンシェアしてほしい。ポジティヴな雰囲気溢れる、素晴らしいイベントになった。会場の新宿Duesをはじめ、出演してくれたMirrors, Placental Paralysis, Dooms Of Ghettoのみなさんに感謝。

2017/07/18 - Waki

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